ICU歌劇4月公演(追記有り)

ガラコン形式っていいよねー。うちらの頃もやりたかったな。
多目でやるのがまた良かった。ダンスが作りやすいよね。

こういう風に歌劇団が年間複数公演うつのようになったのってここ数年なんだよね。
えーと、いつだ…?11が2年生になったときだから…
2006年1月がヘアスプレーで09が1年で、12月にそらのうたで、2008年1月が夏箱だから、
その年の4月か。だから、今年で4回目になるのかな。
「今年は出来がいい、完成度が高い」という事で心して行きました(笑)

まず驚いたのが10曲中ダンスだけのナンバーが2つも!踊れる歌劇団!!
今まで決定的に違うのは、いわゆる「歌劇団員」が増えたことだね。
昔なら、歌ならグリー、ダンスならMDS、芝居なら黄河砂、
でミュージカルをやるから歌劇団が公演メンバーを募集するって感じだったからね。
ミュージカルに対する認知度が上がったって事かもしれない。
実際メンバーをみても、13・14と充実してきてると思う。

で、観た後の率直な感想として。
確かに良かったと思うし、今までにないステージングも見られた。楽しかった。
でも、2008年の4月公演で感じたインパクトを超えるものではなかったな。
あんときはアンケートに「歌劇団の夜明けだ!!」的なことを書いた気がするもん(笑)

まーこれは俺がどうしても歌を(しかも技術的な部分を)聴いちゃうっつか気になってしまうってのも多分にあると思う。
総合的な表現としてミュージカルナンバーがあると思うし、同じパフォーマンスを見ても感じる部分って人によって違うのは言うまでもないこと。
その中で、何を基準に創っていくのかって大事なテーマだと思っていて。
これはミュージカルに限らず、いろんなパフォーマンスをやっていく上で。
当然ながらパフォーマンスの種類によって、要素があったりなかったりする中で、
自分が何を求めて行くのか、どこにゆずれない線を引くのか、とか。

技巧的なだけのものやそれを見せつけているなと感じさせるものも響かない。
舞台に立つ以上、内から湧き出てくる意志を込めなければ意味がない。
そのバランスなのかな。見せ方による部分も大きい。
多分ずっと考えていくことなんだろうって思ってる。


究極的には、どんなタイプのオーディエンスに対しても有無を言わせず納得させられるようなステージが創れたらいいな、
なんて思ったりするわけです。


という妄想w