環境学

この前、大学の後輩と語った。何でも東大の大学院に行くそうで。久しぶりに学問について議論した気がする。学生相手ならではだよね。そこで改めて思ったのが、自分がどうしても現実に即した立場から意見を述べているなぁ、という点。彼が理想主義者だという訳では全くないのだけど、話を聴いていて気がつくと、「じゃあ自然災害とかって環境学ではどういう位置づけなの?」とか、「そういう考えを実際に社会で実現させるための方法はどう考えてる?」とかいう疑問をぶつけていたのですな。そこで彼も自身の考えをまとまらないながら述べてくれたので、こちらも補完しつつつっこみつつ、なかなか楽しい時間だったな。
社会に出てヘンに達観してしまう人よりも、よほど現状を捉えようとしている気がした。彼曰く、考える前にさじを投げる人も多い、という。その言葉に自分を戒めようと思う。